皆さん、こんにちは。
冬休みをしっかりといただいたため(娘がいて仕事にならなかったんですが)、久々の更新となってしまいました。
今回は近々リリースする予定のパターンで知ったテクニックをご紹介したいと思います。
それは、サーキューラー・キャストオン。
名前のとおり円状に作り目をする方法で、円形の作品を作るときに重宝するやり方です。
当サイトのアカウントをお持ちの方は、チュートリアルページよりPDFファイルをダウンロードしていただけます。
用意するものは、編み糸とかぎ針。グリップのついていないものが便利です。
かぎ針の輪の作り目のような要領で、目を作っていきます。
(写真が見えにくい場合、クリックすると大きく表示されます)
1.左手人差し指に糸を1回巻きつける。右側が糸端です。
2.輪の中にかぎ針を輪にくぐらせ、向こう側の糸を引き出す。
3.次に、かぎ針に糸をかけて2でできたループから引き出す。
これで1目できました。
4.2と3をくり返して、輪に必要な目数を作ります。(細編みとは違い、前の目に引き抜きません)。
5.作り目終了(8目)
6.これを4本針に分けます(2-3-3目)。グリップのついていない針だと、お尻からうつせて便利です!
グリップのある場合は頭の方からうつします。
7.うつした目を編みます。右は1段ねじり目で編んだ状態。
*英語圏のチュートリアルでは全く言及がないのですが、作った目はねじれていますので、右から針を入れてねじり目で編むとねじれが取れます。
8.増し目をしながら数段編み、糸端を引っぱって真中の穴をとじました。
こちらでご紹介した方法は、エミリー・オーカーさんのサーキュラー・キャストオンと呼び習わされています。
天下のエリザベス・ジマーマンさんの本でそのように紹介されているからです。
円状に作り目する方法は他にもいくつかあるようです。編み物って奥が深いですね~。
こちらのテクニックは輪編みで中央から編む作品に利用できます!