先日の編み物ご報告で編みあがり画像をアップしたコリガン・ブランケットですが、水通しを済ませました。
ブロッキング、と言えないのは、ブロッキング用のマットを持っていなくって、このような“デカい”ものをうまくブロッキングできなかったのですね(でもKnit Proのブロッキングマットでも無理なサイズだったかも)。
そんなわけで適当に角を引っ張って干し、真中のしわが取れるようにしました。
で何とか出来上がったのがこちらです。
当店でも販売している(^^)このパターンは、本来は赤ちゃんのおくるみ(ベビーブランケットと言えば響きがいい?)。でも縄編み模様がステキなので前々から作りたいと思っていたのでした。コリガンシリーズからは帽子もすで2点作っています。
昨年末にフランスのDrops代理店でアルパカ系糸のセールをしていたのですが、これに飛びついてNEPALというウールxアルパカ糸を11玉購入し(てもらい)ました。1月が誕生日だったので、アルパカ系糸1.4kg(^^;)が早めのプレゼントだったのです。
おくるみバージョンはゲージ18目で編むのですが、このパターンには「付録」として、別のゲージやさらに大きいブランケットを作るための編み方がついています。おくるみより大きめのひざ掛けが作りたかったので少し多めに買っておいたのでした。
このパターン、四角なので平編み、と思われるかもしれませんが、実は輪編みで作ります。真中から対角線の脇でどんどん増し目をして四角になるようにするんですね。なので最初はメリヤス編み+増し目、最後に縁のガーター編み+縄編み(+増し目)という順番で編んでいきます。
パターン指定の作り目は指でかける作り目なのですが、せっかくなので?サーキュラーキャストオンでスタート。
付録どおり、おくるみバージョンより段数を多く編んで行ったのですが、ちょっと迷ったのが縁編みを始めるポイントです。
縁編みの段数は決まっているので(34段または50段)、真中のメリヤス部分が大きくなればなるほど、縁に使う糸の割合は減っていくのですが、それでもかなりの量を使います。
最初は50段のバージョンを編む予定だったのですが、計算によれば私の手持ちの糸の量では縁に6割使うことになり、編んでしまったメリヤス部分をほどかないといけなかったので、34段のバージョンを編むことに。こちらだと約5割で済んだのです。
おくるみバージョンに比べてメリヤス部分が大きいので、縁が狭い感じにならないかちょっと心配だったのですが、これは杞憂に終わりました^^。
縄編みのアップ。
やっぱりこの細くなっていく模様がとてもカッコイイ♥
DropsはAlpacaが有名ですが、このNepalもとてもいいです。
標準ゲージ17目のAranクラス(太め並太)の糸で、ウール65%、アルパカ35%。
リーズナブルだし、アルパカが入っているおかげで普通のウール100%の糸よりふんわりしっとりした感じです。
本当にあったかいブランケットになりました~。寒い今、使い倒しています!
【作品メモ】
パターン:コリガン・ブランケット[SCL002]
糸:Drops, Nepal: #0500
針:5.5mm(≒JP11号)
メモ:メリヤス編み部分各辺93目(約5割)で縁編みスタート