皆さん、こんにちは。
パリのテロ以来フランスでは不穏な空気が流れています。ニュースはもちろんテロや捜索、フランス軍の爆撃のことばかり。折から天気も秋らしく暗くじめじめとしたものとなり、鬱屈とした雰囲気が漂っています。
パリの市民が再び心穏やかに暮らせますように。
そして世界平和のためにも祈りたいと思います。
さて。こんな時編み人はやはり編み物をして気持ちを紛らわせます。
先日同じ糸で同じ帽子を編む、と書きましたが、やっと完成しました。
なぜこんなにかかってしまったかというと、2度編み直したから。
前に作ったパターンだし♪と思って、まず以前と同じ号(4mmと4.5mm)の4本針を使って早速編み始めました。持続可能な管理をしている森林の樺材を使ったBrittanyというアメリカのメーカーの針です。
前回のラベリー作品ページのメモを参考に(便利~)、頭回りが59cmなので(私より小顔なのに頭はでかい。なぜ?)Lサイズでクラウンの減らし目は少し早く始める、という変更は同じにしました。
でも出来上がってかぶせてみるとゆるゆるでした(-_p)。
普段はKnit Proの輪針を使っているのですが、Knit Proの針はすべりが良いせいか、Brittanyよりもゲージがやや細めに出ます。というわけで解いて、Knit Proの同じ号の輪針を使って編みました。
そしてかぶせてみると、まだゆるい・・・・・・(T_T)。
うーん、おかしいと思ってゲージを測ってみました。10cmでメリヤス編み20目のところが19目しかありません。これでは合わないはずです。
そんなわけで今度は針の号数を3.75mmと4mmに落として編みました。
かぶせてみたら今度は以前に作ったものと同じようにぴったりフィット。よかった~(^^)。
3度目の正直で完成したWindschiefの写真です。
色味はやっぱり今回のロットのほうが好み。スティーヴン様の使っている憧れの色に少し近づけた気がします^^。
でも2度も解いたせいで、ちゃんと撚りのかかったRiosと言えども糸が少し傷んでしまっているのが残念;(Worstedじゃなくてよかった)。
同じ糸を使ったとは言え、編んだのは2年半前。私は年季が入ってくる(?)とともに手がゆるくなる傾向にあるようなのですが、ゲージはそのときの精神状態にも左右されたりも(緊張していると目が詰まるとか)して、変化しやすいもののよう。
よほどいつも使っている編み慣れた糸でない限り、ゲージはちゃんと取らないと、というのが今回のオチです(-_-)。
そして毛糸の整理をしていたら、以前に使ったPlayaの余りが出てきたので、並べて写真を撮ってみました。左が以前のもの、右が今回のロットです。
同ロットでも色ブレのあるマラブリゴですが、ロットが違うとこうも違う、という参考になれば幸いです^。
【作品メモ】
パターン:Windschief[SW007]
糸:Malabrigo, Rios: Playa
針:3.75mm(5-6号)& 4mm(6号)
Ravelryのページ→☆
Playa色は今回お取り扱いがないようですが・・・。
世界的に有名な毛糸メーカー!《マラブリゴ》【650】Rios(リオス)[毛(防縮メリノウール)100%… |