チュートリアル

Tabbies足袋のその後

こんにちは。実は久々に、個人としてブログ記事を書いています。
インスタを始めるとブログを書かなくなると言いますが、本当に書かなくなるものですねえ;。

こちらの記事も、もともと写真とその解説をインスタに投稿したのですが、もう少し詳しく文章にまとめておきたいと思いました。
昨年5月にリリースした自作足袋くつ下Tabbiesの後日談で、手編みくつ下を長くはくとどうなるかのレポです。お洗濯後ではありますが、履き古したくつ下の写真が続きますので、いやな方はスルーして下さいね。


Tabbiesはもともと、温かい時期に家でスリッパ代わりに履いているビーチサンダルに合わせるために編みました(↑)。床がタイル張りだったりするので、春、秋でも裸足では冷たいのです。
でもTabbiesを編んで以来、手編みくつ下が温かいので冬もTabbiesとビーチサンダルを履いています🙈(確かフxンフランで20年ほど前に購入したのですが、毎年履いても鼻緒が切れない優れものです!)

そんなわけで9月あたりから毎日Tabbiesを履いているわけなのですが、やはり毎日履くと当然傷みます。

体重がかかる足底側が、色が甲側より褪せ、目もつぶれてきました(ガーター編みの線の目がつぶれているのがわかると思います)。

また、意外なことに内側の方が摩擦が多いらしく、内側に毛玉が浮いてきます。

これはお洗濯の度に、はさみでカットしています。
毛玉は引っ張ると糸の繊維を傷めるそうなので、カットするのがよいそうです。

足指の分かれ目が摩擦が多いから一番最初に傷むかなと思っていたのですが、予想に反してかかとに穴が開きました。どうやら私はかかとからドスドスと歩いているらしいです。

こちらの赤バージョンはまだ穴が小さかったので、メリヤス刺繍の要領で直しました。
要するにとじ針で表目を作るのですが、目の後ろから針を入れて手前に出し、上の目の足元をくぐらせて、目の手前から後ろに針を入れる。これをくり返します。

穴が小さいときや、糸が細くなってきたときはメリヤス刺繍で直すのがお手軽なように思います。

この写真を撮った時は、オレンジバージョンはお直し2回目(左上)でした。1回目はダーニングらしきことをしてみたようです(右下側)。

ただ、縦糸と横糸を張らずに、靴下自体の縦糸と横糸をすくっているので、あまり強くないかも。ダーニングはもっと勉強しようと思っています。マッシュルームも買わなきゃ!

以上の写真を撮ったのが11月なのですが、あまりにもヘビロテしているせいで、実はその後も何度かお直しをしています。
使用したのはマラブリゴのSockなのですが、ソックと名がついていてもナイロンが入っていないメリノ100%の糸です。糸長が100g当たり400mと細いし、メリノは弱いのかしらね?と思って、ナイロン入りのソックヤーンで編んでみようと思い立ち、在庫をガサゴソ。

唯一あったのが、Hedgehog Fibresのソックヤーンで、出来上がったのが25cmのデカ足に似合わないかわいらしい色の足袋🙈。
実はピンク期も水色期も脱して白黒好きなうちのティーンエイジャーに、その色ダメと編んでいる横で言われていました。


足首部分を長めにしたのですが、残り糸なので攻めすぎて2足目の足指部分で糸が足りなくなり、足首部分を切って糸を捻出してメリヤスはぎをするという暴挙に出ています。

ナイロン糸はスルスルとして、編み心地は個人的にはあまり好きではないかも。。。レース糸などはシルクが入っていると強度が増すそうなので、今度はシルク入りの糸も試してみたいなと思います。
また履き心地、耐久性のレポをします!

ちなみにTabbiesのパターンはこちらです🙂。

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