完成品 & 途中経過

Gamaldags1号完成

皆さん、こんにちは。
またも私的ブログの更新が滞っておりますが、Gamaldags1号完成のご報告です。

Gamaldagsは英語版がリリースされた時から編みたかったパターンなのですが、日本語版リリースに向けて訳しているうちに自分でも編んでみたくなって、毛糸をポチしたのでした。それが先日レポしたフェロー諸島の毛糸Snaeldan 3-plyです。

このプル用にとグレーを4色とアクセントの水色を買いました。
snaeldan3ply-small

早速スワッチを編んでみたのですが、結果はうーん-_-;
gam1-swatchrate
一番濃いグレーは黒にとても近い深いグレーなのですが、この色は他の色との相性があまりよくありませんでした。水色とも合わないし、一番薄い薄グレージュとも合わない。
水色も薄グレージュとは相性が悪いですね。
そしてミディアムグレーはトーンが薄すぎてインパクトに欠けました。

そんなわけで在庫糸を引っ張り出していろいろと合わせてみました。
最終的に決まったのはこの取り合わせです。

薄いグレー2色と水色はSnaeldanを使っていますが、ミディアムグレーと焦げ茶はアルパカ糸です。
主張の強い水色にはメインで使うシルバーグレーを合わせ、黄色がほんの少し入っているグレージュには焦げ茶を合わせると上手く収まりました。持つべきものは在庫糸!と言ってはいけませんね^^;。

結局使わなかった2色は、ミディアムグレーはなんにでも使えるから使い道には困らないだろうし、ダークグレーはとても深いカッコいい色なので、いつかはこれをメインにして編込みをしてみたいなと思いました。

ヨークの配色に迷ううちに、実は身頃と袖を先に編み進めておきました。
メリヤス編みのスワッチを洗ったら10cm=22.5段から25段に縮まったので、身頃の丈と袖丈を縮み分を計算して長めに編みました。袖は47cmは欲しかったので、52cmまで編んだのですよ^^;。以前にSeacoastを編んだときに、着ているうちに袖がすぐ短くなってしまって、丸ヨークはラグランと違って袖がきゅっと脇まで上がるんだなと思ったので、長めにしておいたのでした。
輪編みでメリヤスをぐるぐるなのでスイスイ編み進みましたが、ヨークに来てやっぱり時間がかかりました。
袖と身頃を合わせるので目数ががっつり増えるし、もともとフランス式しか出来ないのを、地色は右手に、配色は左手にかけて編込みをしていったので、右の人差し指が痛かったです。この作品を編み始める前は編込みの練習もしていたんですけれど、アメリカ式にはどうしても慣れないです;(ちなみに糸の構え方についてはこちらのチュートリアルをご覧下さい)。

そして出来上がったのがこちらです。
編みあがってすぐは首の辺りがちょっと詰まり気味かなと思ったのですが、水通しをするとゴム編みが伸びたらしく、気にならなくなりました。
gam1-fo0-small

着てみました。
gam1-fo1-small
寒色のコンビネーションは自分では好きなのですが、ちょっと男の子っぽいかも(°_°);。
袖は計算どおり縮んで、手首が隠れる長さになりました。肘を曲げて(この記事を書いていて)もちゃんと手首まで来るのが嬉しい^^。

ヨークのディテールです。

編込みをした部分は糸が二重になっているので温かいですね。そして並太糸で編むセーターはやっぱり冬の必需品です!今年のフランスはいつになく寒いので、編んでよかったと思いました(以前にDe Rerum NaturaのGilliattで編んだBedfordは着倒しすぎて肘に穴が空いてしまったのです*_*。修繕しますが・・・)。もう1枚くらい冬物のセーターを編めるかな?(編めないかもしれない理由は娘の毛布です)

【メモ】
パターン:Gamaldags by Hélène Magnusson(日本語版)

メイン:Snældan, Nappað tógv 3tr: #3 Mist3かせ
配色
Snældan, Nappað tógv 3tr: Turkish blue & #2 Cloud(水色・グレージュ)
Drops, Alpaca: #517m medium grey (グレー 2本取り)
La droguerie, Alpaga: Tourbe (焦げ茶 2本取り)

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