皆さん、こんにちは。
日本はもう春たけなわで、初夏のような陽気のところもあったそうですが、こちら(ヨーロッパ)はまだまだ寒い毎日です。
今日はnon troppo完成報告なのですが、日本の方にはちょっと暑苦しいかもしれません。どうぞご容赦下さい。
non troppoはオーサ・トリコーサさんというスウェーデン出身のデザイナーさんの大判ストール。ボーダー模様なのですが、なんとも粋なショールで、当店でもお取り扱いをしています。
翻訳をしていた時から編みたかったのですが、糸がなかなか(数年間)決まらずにいました。それが決まったよ!と編み始め宣言をしたのがなんと、去年の9月です(*_*)。
Malabrigo Silkpaca, Frank Ochre x Yarn collective Portland Lace, Sheepish
いろいろと浮気をしたのもあるのですが、先月にやっと完成。
メリヤス編みに、増し目と減らし目をちょっと、といういたってシンプルなショールで、編む量も1100m程度と、長袖のシンプルなセーターならLサイズくらいを編むくらいの量です。
でもやっぱり糸が細いせいか、普通のセーターを編むよりは時間がかかりました。マラブリゴのシルクxアルパカ糸Silkpacaがするするとすべり気味で、目が落ちないように注意して編まなければいけなかったからかも。
では完成写真です。
グレーがくっきり見えるほうが表なのですが、裏側は黄色の縞がくっきりと見え(下の写真)、ほぼリバーシブルで使えます。
まず平置き写真を撮ったときに、巻くとこんな感じ、とイメージして巻いてみました。
で、巻くとこのようになりますということで^^;。
細い糸を編むのはなかなか大変でしたが、編地が薄く軽く、でも温かい。
大判なので、巻き方もかなり自在です。ショールのようにさらりと羽織ってもいいし、首の周りに2回ほど巻いて結んで、コートの襟元にたくし込んでも薄いからもたつかない。
大満足のショールに仕上がりました!
【作品メモ】
パターン:non troppo by Åsa Tricosa
糸
・黄色:Malabrigo Silkpaca: Frank Ochre(50g = 200m)2かせ
・グレー:Yarn Collective Portland Lace: Sheepich (100g = 400m) 1かせ
針:3mm(JP3号)輪針