皆さん、こんにちは。
またもや久しぶりとなってしまったブログの投稿です。今日は昨日リリースしたニット帽のお話をさせて下さい。
ニット帽は以前に編んだメエメエ帽をウォーキングの時にかぶっているのですが、今年深緑のコートを買い、メエメエ帽と合わなかったので、シンプルな帽子を作ろうと思ってデザインを始めました。
出来たのはまたもやデザインと非デザインの境界にあるような、これ以上ないくらいシンプルな1目ゴム編みで編む帽子です。
その名もSimple Ribbed Hat。
そのまんまの名前ですが、このパターンにはサブタイトルがあって、Let’s call a cat a cat(猫を猫と呼ぼう)と言います。
これはフランス語の「物事をありのままの名前で呼ぼう」というAppelons un chat un chatということわざをそのまま英直訳したもので、ドがつくストレートなネーミングの正当化です。ネーミングを考えるのが面倒だったわけではないです。。。たぶん。。。
シンプルではあるのですがややゆるっとした感じが欲しかったので、頭頂部が余るようにし、てっぺんも丸くならないようにしてみました。
折る前はこちら。結構長いです。(わかる方はちょっとのっぽさんの帽子っぽい?)
折ったらもう少し普通っぽいでしょうか?
被るとてっぺんはこのようになります。
後ろから見るとこのように。
横から見ると割と普通に見えます。緑のコートと合わせました。
このちょっぴり変わったクラウンがデフォルトのデザインなのですが、シンプルさを活かすためいろいろなバリエーションも作ってみました。
1が私がかぶっているバージョンで(レギュラーと言います!)、2と3はもう少しクラシカルな頭頂部が丸くなるもの。2は1と同じで頭頂部が余り、3はフィットします。
大人サイズだけですが、耳上の短いバリエーションも2つ作ってみました。
4は耳上までの深さを想定していますが、頭頂部が余ります。小人みがあるかもしれません。
5はヒップな若い男の子がかぶっているような、頭頂部がフィットして短いタイプ。修道僧剃髪タイプと思ったのですが、呼び名があるのかと思って調べたらFishermanというそうです!漁師さんの作業の邪魔にならない深さなのでしょうね(Fishermanのセーターは袖が邪魔にならないように短めだと聞いたことがあります)。
1粒で5度おいしい、かはわかりませんが、シンプルなので使いやすいかと思います。
インスタグラムのストーリーではテストニッターさんの作品をバリエーションも含めてご紹介していますので、ご参考になさって下さいね。
おまけ
うちの町の名物のマシンの象のプリケツ後ろ姿を見る私。
暖かい日だったので、帽子は被らず鞄に入れて行ったらペタンコになって耳が猫風に!奇しくも猫帽となったのでした 😆
パターンは11日パリ時間深夜、日本時間12日午前8時まで15%オフとなっています。
こちらからどうぞ。