チュートリアル

ドイツのねじり作り目

こんにちは。
こちらの作り目のチュートリアルはメンバー限定のファイルとしてご提供してきたのですが、私のパターンでは多用していることもあり、今回ブログでチュートリアルとしてアップすることにしました。皆さまの参考になれば幸いです。

ドイツのねじり作り目(または古いノルウェーの作り目)は、指でかける方法のバリエーションです。指でかける方法は英語でlong-tail cast-on(長い糸端の作り目)と言いますが、ドイツのねじり作り目は目をねじって作るので、通常の指でかける方法よりもさらに長い糸端が必要になります。指でかける方法は通常作る幅の3倍と言いますが、こちらの作り目では3.5~4倍用意すると安心です。

始めは指でかける方法と同じように、針に結び目を作ることからスタートします。毛糸玉につながっている方を人差し指、糸端側を親指にかけるというのも同じです。

まずは指でかける方法と同じように構えます。

次に、針を親指にかかった糸の下をくぐらせ、

後ろ側の糸を上から引っかけ、

糸の下側を通って手前に持って持ってきます。

針を元の位置に戻します。

次は人差し指の手前側の糸を取りに行きますが、その際に親指側の糸が外れてしまわないように写真のように曲げることで、同時に親指の糸のねじれが取ります。

人差し指の手前側の糸を引っ張ってきて

親指にかかっている輪にくぐらせます。

針を縦に戻すと、目が現れます。

親指の輪を離し、すぐに糸を内側から親指にかけ直すことで、目が締まります。

また始めのポジションに戻ります。

これを必要な回数くり返します。

次の写真の右側はドイツのねじり作り目で作った目、左側が一般的な指でかける方法で作った目です。

目に高さが出て、縁が丈夫なのが分かるかと思います。
指でかける方法よりも伸縮性があるので、靴下の履き口や手袋のはめ口等、伸縮性が求められる縁に使うと良いでしょう。

また、表側と裏側に差がないので、ルーズなカウル等、裏側が見える作品に使うこともできます。

私のデザインではTabbiesSpring Thaw MittsSpring Thaw Cowl(フリーパターン)にも使っています。
また、アイスランドの伏せ止め改造版を使うと、作り目と伏せ止めの縁が同じように仕上がります。ぜひお試しください。

この投稿が役に立ったと思われる方はご支援をいただければ幸いです。
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