スプリング ガーデンプル for Girls

前回は日本にいるときに暑苦しい写真をアップしましたが、先月末にフランスに戻ってきました。
4週間弱は本当にあっという間に過ぎてしまい、残念ながら会いたかった人全員に会うことはかないませんでした。

久々の日本は梅雨にもかかわらず暑くって、持って行ったウールの作品は編む気がうせてしまい、日本の夏糸をゲットして娘のプルを編み始めていたのです。
フランスに帰ってきたら、疲れからか娘も私も体調を崩したりして、先週半ばにやっと編み針を持てるようになって、やっと完成。

糸はピエロさんのOrgabits One。100%コットンの糸で、オーガニックコットンが10%入っています。
コットンは世界の農地面積では2.5%を占めます。でも世界で販売される農薬の実に4分の1は綿花の栽培に使用されているのだとか。
そんなことを考えると、少しでも地球環境改善に寄与したいと思いますよね。そんな”少しでも”という気持ちを叶えてくれる糸です(でももうちょっと入っていると嬉しいなあ)。

前置きが長くなりましたが、着画です。に~っこり笑って、良い子っぽい写真が撮れてしまいました。
SGT3

でも普段の娘はこんなです^^;。
SGT4

パターン/Modèle/Pattern : Spring Garden Tee by Alana Dakos(日本語版はこちら
糸/Laine/Yarn : Pierrot Yarns, orgabits One : Lavender, 2.6玉/pelotes/balls
針/Aig./Needles : JP5号
サイズ/Taille/Size:6才/6 ans /6 years

変更点は、袖のフリルの増し目。1段ではなく2段で、左増し目と右増し目を使っています(2目の編出し増し目はメリヤス編みでは使わない主義です^^)。

4玉買ったのですが、3玉も要らなかったので(縦ゲージが確かに少ないのですが)、余った糸でかぎ編みの練習してます^^。
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サーキュラー・キャストオン

皆さん、こんにちは。
冬休みをしっかりといただいたため(娘がいて仕事にならなかったんですが)、久々の更新となってしまいました。

今回は近々リリースする予定のパターンで知ったテクニックをご紹介したいと思います。
それは、サーキューラー・キャストオン。
名前のとおり円状に作り目をする方法で、円形の作品を作るときに重宝するやり方です。
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フランス式(?)にポンポンを作ってみる

マラブリゴのWorstedで娘用にコリガン・ハットを編んでいます(2022年8月追記:アトリエ・ニッツで販売していたパターンです)。
今度はポンポンバージョンにすることにして、週末熱を出して今日も大事をとって幼稚園を休ませた娘とポンポンを作ってみました。

コリガン・ハットの編み方に載っているポンポンの作り方が日本のものとは違います。
ネットで見つかったフランス語のポンポンの作り方のビデオなどでは、どれも同じ作り方だったので、これがフランス式なのだと思います。
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海外高級毛糸に手を出したい方へ~Yarnaholicプレオープンです!

ええ、以前私的編み物ブログの方で、「汝、高級毛糸に手を出すなかれ」と
皆様に申し上げた私です。

でも、高級毛糸はやっぱりステキ。
特に手染め糸は、味があっていい。
見ているだけでも幸せになってしまいます。
煩悩もむくむく湧いてきます。

で、そんな海外の手染め糸を日本で買えるオンラインショップがオープンしたのです!

その名もずばり、Yarnaholic !!

店長のAKIKOさんが一つ一つセレクトされた糸を販売されています。
日本だからもちろん発送も安心。
お支払いも銀行振込みです。

今のところ”プレオープン”で、Three Irish GirlsとBaah!Yarnを取り扱っていらっしゃいます。
これから、世界的に有名なあのブランドの毛糸も入荷される予定ですよー。
期待度高し!!

すでにSOLD OUTの商品もあります。
今すぐチェックしてみて下さい!!

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目からウロコの作り目

先日翻訳したパターンで、面白いテクニックが使われていたので、ご紹介したいと思います。
それは、「指でかける裏目の作り目」。

普通の指でかける作り目だと表目が出来るので、メリヤス編みだと裏の段から編み始めますよね。
日本のパターンは作り目が1段目なのでこれでよいのですが、海外パターンだと作り目は0段目です。

で、1段目が表編みで始まっていたりすると、目の間を編出す作り目など、別のやり方で目を作らないといけません。
目の間を編出す作り目も仕上がりがきれいなんですが、ちょっと面倒。
というわけで、日本のニッターさんなら誰もが慣れている「指でかける作り目」を応用したこのテクが役立ちます。
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