糸レビュー & 途中経過

普通の糸で普通のマフラー

先週末は140年ぶり、という記録的な温かさ(南仏は30度!)だったフランスですが、クリスマスマーケットが立ったり、イルミネーションが始まったりとクリスマスの足音が聞こえはじめ、そろそろ本格的に寒くなってきました。
娘にずっと以前に作ったマフラーは行方不明だったり大きすぎたりするので、急遽新たなマフラーを作ることに。学校の帰りに娘と毛糸を買いに行きました。
娘が選んだのは予想外のと言うか、私一人だったら絶対眼中に入っていなかった(昔はアウトオブ・・・と言ったなあ・・・;)もの。ピンクと白を基調に娘の好きなブルーが入った段染め糸でした。素材はウールとアクリル。。。
こっちにしようよ~とウールxアルパカ糸のかわいめ色コンビをすすめてみたのですが、頑として首を縦に振りませんでした。
まあせっかく一緒に買いに来たんだし・・・と思って結局娘の好きな糸を買いました。
baya
女の子の好きそうな色ですよね。

さて、糸は2目の並太(ゲージ16目)で甘撚り。段染め。
そう言えば、以前マラブリゴの段染め糸でcozysunnydayさんがかわいいマフラーを作っていたなーと思って、そっくり真似して編み目は2目鹿の子に決定(でもオリジナルはchirrさんだそう。ありがとうございます^^)。

でも予想と違うものが出来上がりました;。
マラブリゴとは違って、娘が選んだ糸は段染めのカラーチェンジのピッチがとても長~いのですね。だから色が混ざらず、グラデーションボーダーみたいになりました;。お母さんはちょっぴりガッカリしたのですが、本人はとても気に入っていて、出来ていくのが楽しそう。
kanoko-scarf1 kanoko-scarf2

糸はBayaと言って、Cheval Blancというフランスのメーカーの糸。最近は円安なのであんまりお買い得感がありませんが、1玉2.70ユーロという超特価糸です。フランス製品は安かろう、悪かろうというのがかなりの確率で当てはまるのですが、この糸は意外にも手触りもまあまあ。もちろんマラブリゴのWorstedのようには行きませんが、甘撚りの感じと起毛感がWorstedとレットロピーの中間を行く糸でした。
また、カラーチェンジが一定ではなく、次はそう来たか!という面白みがあったりして、熱中して編んでしまい、一晩で1玉(90m!)編んでしまいました。個人的には最高記録かも。
でも一番のモチベーションは、娘の嬉しそうな顔かもしれません。プレゼントする人が喜ぶ糸で編む、なんだか手づくりの原点に立ち戻った気がしました。
1玉編み終わって、大体1mくらい。もう一息がんばります!

実は個人的編み物の記事は久々だったのですが、9月から実はマイホームを購入中だったのです。日本では予想もつかない事態が次々に起きて、10月末に引越しができているはずが来月の半ばにやっと引越せることになりました。
編み物さえまともに手がつかないかなりストレスフルな日々で(WPのカスタマイズに夢中だったせいもあるんだけれど;)、引越しが決定してやっとモチベーションが戻ってきた感じです。
現在はラーメンアルパカ糸撲滅プロジェクト進行中でもあります。
wip-somecloudydays
他にも編みかけがあるので、また別の機会に記事をアップしたいと思います。

長くなりましたが、ありがとうございましたm(_ _)m。
ポチいただけると嬉しいです^^。明日はShips and Seasideリリースします!
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