チュートリアル & 完成品

ブリオッシュ編み考~その3

皆さん、こんにちは。

先日より1色のブリオッシュ編みについて長い独り言をアップしておりますが、もう1点補足しておきたいことがあります。
それは最後の目の止め方についてです。
Ferocious Briocheousのようにカウルにする場合は当てはまらないのですが、マフラーにしてみたいという方には参考にしていただければと思います。

マフラー版Ferocious Briocheous は、1目ゴム編みの作り目で編み始めましたが、目を止める時もやっぱり1目ゴム編み止めにしました。
まずは日本の編み物本を参考に伏せ止めを始めたのですが、作り目と並べると、なんだか違う。
作り目をしたときは、針に糸を巻きつけて(という感じですよね)目を作った後、表目、浮き目というのを2段くり返しています。
なのでゴム編みの目の内側に浮き目にしたときの糸が渡っているのが見えるのですが、止めは編み終わった後すぐに始めてしまったので、この裏を渡る糸がなくて完全な対称にはならないのですね。

そんなわけでまたもやGoogleさんのお世話になりました。
1目ゴム編み止めはTubular Bind Off(とかItalian BOとかInvisible Ribbed BOとか・・・)と言いますが、これをキーワードに検索して見つけた動画がこちら(英語です)。
Tubular BOの動画の多くは1目ゴム編みを編み終えた後、すぐにとじ針でとじてしまっているものが多いのですが、このCheryl Brunetteさんという優しそうな年配の女性が説明している方法では、まず針をやや細いものに替えて表目、浮き目を2段編んでからとじるのです。

そしてこの方法だと作り目(グレー)と目の止め(ボルドー)がぴったり合いました~(下手ですけど~;)。

実は私、1目ゴム編み止めは大の苦手なのです。
本とにらめっこをしながら何度か練習したことがあるのですが、目に針を入れる向きをどうしても覚えられなくって、苦手意識を払拭できないのでした。
上記の動画だと、Cherylさんは「針を右から入れるのが3回、左から入れるのは1回だけよ~」と説明していて、これがツボに利くようにスッと頭に入ったのでした(ただし針から目を落とすタイミングがずれると、これは当てはまらないのでご注意下さいね)。
そしてCherylさんは「覚えようとしなくてもいいのよ~」とも言うのです。ご自身も1目ゴム編みとじは頻繁に使うスキルではないので、その都度調べる必要があるのだそう。
これを聞いて、なんだかとても気持ちが楽になりました^^。
だから頭に入ったのかな?(お調子者だ;)
英語だし、針の構え方がアメリカ式ですけれどおススメです。動画は見ればわかるという強みがありますよね。

独り言リンクもまとめておきますね。
ブリオッシュ編み考~その1
ブリオッシュ編み考~その2